「不思議だ」とはよく言っていただきますが

お困りの症状からの回復が早いので、「不思議なことに治りました」と
おっしゃって下さる患者さん方が複数おられます。
私からすれば、不思議でも何でもなく、当然の結果なのですが、
では何故患者さん方が「不思議」と感じるのでしょう?

ご自分の病状を誤解している…いや、させられているからに
他なりません。

・「手を酷使する仕事で…手首の腱鞘炎と診断されました…」
 →この方はお仕事を辞めることなく、休むこともなく回復されました。

・「変形性膝関節症で…老化が原因なので手術しなければ治らないと…」
→老化は当院に通院している間も止まることはありませんが、
 症状の発症前と同じ生活ができるようになられました。

・「腰痛で…診断は椎間板ヘルニアだそうです…」
→この方も「腰痛は職業病」だの「手術をお勧めします」だのと
 言われたようですが、転職することなく、手術をすることもなく
 回復されました。

等々。

いずれにせよ、正しく病状を知る、病態概念を知ることが
回復への第一歩であり、再発率の低下につながることと
思います。

きむら接骨院
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日本では、本当に必要なことこそ軽視される傾向にある:その2:だからTMSジャパンに籍を置かせていただくことにしたのです。

私はTMSジャパン会員です。
TMSジャパンの活動の主眼は、

(以下TMSジャパン公式サイトから引用)
腰痛にまつわる迷信や神話の犠牲者、クワッカリー(健康詐欺・インチキ療法)の
被害者、ドクターショッピングを繰り返す腰痛難民をひとりでも減らすため、
世界各国が発表している「腰痛診療ガイドライン」の勧告に則した、
腰痛の原因と治療に関する根拠に基づく情報を提供しています。

それが腰痛人口の減少、医療費の削減、ひいては国民の利益につながる
考えるからです。
(以上、引用終わり)

というところにあり、これに私は共感・賛同しています。

(再度同サイトから引用)
まずは情報の真偽を見極める能力(メディアリテラシー/ヘルスリテラシー/サイエンスリテラシー/メディカルリテラシー)を
育み、弱者を食い物にするクワッカリー(健康詐欺・インチキ療法)を見抜く眼力を身に付けていただこうと思います。
(引用終わり)
なので、当院では初診の問診時だけではなく再診以降も、「常識のウソ」がゴロゴロと
そこいら中に、それこそこれまであなたが「治療」や「予防」と考えて、これまでやって来た
ことにまで「常識のウソ」が存在していることを、そしてあなたがそれに囚われていることを
認識していただくべく、様々な「事実」をお示しします。

(三たび引用)
次に、EBM(根拠に基づく医療)の根幹にある「目の前にいる患者に」「どんな介入をすると」
「他の方法と比べて」「結果にどんな差があるのか」という考え方を学んでいただきます。
つまり、複数の治療法を比較した場合、どの治癒率がもっとも高いかをしっかり把握する
いうことです。
時代遅れの常識に縛られていたり、根拠のないうわさ話や評判に振り回されていると、
腰痛問題はいつまで経っても解決しないからです
(引用終わり)

ですので、

> 複数の治療法を比較した場合、どの治癒率がもっとも高いかをしっかり把握する

「そんなことは『治療』をしてくれる人がわかっていれば良いことだ」と、言うのなら
これをしっかりと踏まえ、ご理解なさった上で言っていただきたいと考えています。
腰痛にしろ頸部痛にしろ膝関節痛にしろ、ほかの誰の問題でもない、
あなた自身の問題=痛み
なのですから。
 

きむら接骨院

日本では、本当に必要なことこそ軽視される傾向にある

■米国の医療費支出が1兆ドル増加した理由

米国の医療費は1996年から2013年までの間におよそ1兆ドル増加したが、
その原因の50%は、主要な医療サービスの多様性と複雑さが増している
ためであるようだ、という医療費の増加に寄与する主な5つの要因を特定して
評価した米国ワシントン大学保健指標評価研究所からの報告。

この調査において、米国では、主に次の5つの要因が、医療費の増加に
寄与している(※きむら注記:良い意味で使っている言葉ではない)ことが
判明した。

(1)人口の増加
(2)人口の高齢化
(3)疾患の有病率または発症率の変化
(4)人々が医療サービスを利用する頻度の増加
(5)医療サービスの価格と集約度(Intensity)の増加。

この研究では、これらの要因が、医療費総支出の増加に与える影響、および、
健康状態とケアタイプが増加に与える影響が評価された。
(データの詳細はhttps://vizhub.healthdata.org/dex/を参照のこと)

この調査では、個人の医療支出、入院診療、外来診療、看護施設、救急診療、
歯科医療、医薬品の処方への支出、民間保険、メディケア、メディケイド(米国の
低額所得者のための公的医療保険制度)、世帯の支出など、あらゆる支払者からの
支出が対象とされた。

「健康についてすべての状態を考慮して調整すると、医療費の増加の23%は
人口の増加によるものである」と筆頭著者のジョセフ・ディエレマン博士は述べている。
「人口の高齢化により支出が12%増加し、医療サービスの価格と“集約度”(多様性と複雑さ)が
原因で、支出が50%増加した
ことも判明した。」

最も重要なのは、入院患者、外来患者、医薬品など、患者の状態やケアタイプによって、
支出の増加も大きく変化することであるという。1996年から2013年のあいだに、外来患者の医療費は、
主に、医療サービスの利用の増加により、85%の急増を示した。
入院診療の支出は、医療サービスの価格と集約度が増加したために59%増加した

医療費の増加は、人口の増加よりも、ケアの価格と集約度により主導されているようだ。
本研究は、価格のコントロールに対して努力することの必要性を示唆している
」と本研究の
資金提供者であるピーターソンヘルスケアセンターのジェイ・ワント事務局長はコメントしている。

https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2661579

※日本では、どこかの大学・研究機関で、このような調査や研究がされているのか?
 日本は人口減少の傾向を示し、診療報酬の低減、薬価の削減をすればするほど
 intensityの面での上昇が画策され、結果として医療支出全体では減少できない、
 または増加している可能性はないのか?
 本当に必要なことこそ軽視されている、または無視されている可能性はないのか?
 ということを考える必要性を示した発表だと思います。

きむら接骨院

21世紀の運動器疼痛疾患診療への提言

■腰下肢痛患者に対する早期画像検査(X線・CT・MRI)の有効性に関する
RCTを詳細に分析した結果、レッドフラッグのない患者に画像検査を行なっても
臨床転帰は改善しないことが判明。
医師は腰下肢痛患者の画像検査を控えるべき
http://1.usa.gov/rpcVg2

※当然ながら、画像の検査だけやって「ハイ、おしまい」ということは
ないわけで、レッドフラッグのない患者さん=神経根症状患者さんと
イエローフラッグ患者さんへの治療は、画像所見に基づくものであれば
臨床転帰は改善しない=無効な治療だという意味です。

■腰痛患者101例を早期X線撮影群と教育的介入群に割り付けたRCTの結果、
両群間の重篤疾患・改善率・機能障害・満足度に差は認められなかったことから、
患者の不安・不満・機能障害を招かずにX線撮影をやめて医療費の削減は可能
http://1.usa.gov/qlCXOP

※正しい疾患概念を持った柔整師が、適切な施術によってより社会に貢献できる
ようになる可能性。

■腰痛患者782名を対象としたMRIかCTを早期に使用した場合の臨床転帰と
費用対効果に関するRCTでは、早期画像検査による臨床転帰の改善は認められず
費用対効果が低いことが判明。
X線撮影だけでなくMRIやCTも役立たない
http://1.usa.gov/s0OkVE

■腰痛患者380名をX線撮影群とMRI群に割り付けて臨床転帰を比較した
ランダム化比較試験によると、両群間の活動障害・改善率・再発頻度などに
差は認められなかった。
医師も患者もMRIを好むが手術件数が増えて医療費が高騰する
http://1.usa.gov/sxB3et

※日本もまったく同様。

■腰痛患者421名を対象に腰部X線撮影群と非撮影群を9ヶ月間追跡した
RCTによると、両群間の治療成績に差は認められなかったものの、
X線撮影群は治療への満足度が高かった。
医師はX線撮影に頼らず満足度の向上を目指すべき
http://1.usa.gov/uLyME9


■腰痛患者659名をX線撮影群と非撮影群に割り付けて1年間追跡した
ランダム化比較試験の結果、両群間の身体機能・疼痛・活動障害の改善率に
差は認められなかった。
ガイドラインは腰痛患者の腰部X線撮影を避けるよう勧告している。
http://1.usa.gov/rrG6so

以上、米合衆国政府による公式発表をご紹介しましたが、日本もまったく同様であると
自覚し、不要な検査による過剰な治療を抑制すべきです。

きむら接骨院

「敷居が高い」と思われているのかも知れませんが

当院は基本的に予約制ではありますが、会員制ではありません。
また、小規模な柔道整復施術所(=接骨院=整骨院)ですが、
予約制とはいえお1人様貸し切りというわけでもありません。

クチコミ系ポータルサイトをご覧いただくと、患者さん方からの
評価はそこそこ良いほうなので、「予約は取れないだろう」と
お考えの方が少なくないのかな?と推測しているのですが、
決してそんなことはありません。

また、当院のウェブサイトやブログには、なんだかコムズカシいことが
書かれていて、理屈っぽい。それで「敷居が高い」とお感じになる方も
おられるかも知れませんが、ほんのちょこっと考えていただくと、
コムズカシいことでもないんだなとお気づきになると思います。
一般的な、大衆的な、常識的な「治療」に対して疑問を持つ方なら、
大抵のことはご理解いただけると思います。

というわけですので、当院の受診をご希望される方は、お手数でも
お電話でご予約下さるようお願い致します。

きむら接骨院
プロフィール
新潟県長岡市のきむら接骨院です。

きむら接骨院@長岡市

Author:きむら接骨院@長岡市
新潟県長岡市の きむら接骨院 です。
腰痛をはじめとした「痛み」や
「しびれ感」でお困りなら、
きむら接骨院へどうぞ。

新しい「腰痛診療指針」の策定以前から、
同様な趣旨の独自診療指針によって
成果をあげています。

きむら接骨院のサイト

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