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そういうときほど冷静に。

痛みの最中にある人ってのは、「痛い、痛い」で大変だろうけど、
そういうときほど冷静に。
そういう方々への対応をしなければならない医療者は、もっと
冷静に。

■アメリカでは脊椎治療実施率が上昇しているにもかかわらず
身体的・機能的アウトカムは低下傾向にある。脊椎医療は次々と
色々なことに手を染めているが、その成果は極めて乏しい状況にある。
http://1.usa.gov/kBmBqb http://1.usa.gov/lg3HR0

※では日本は?米国と似たような状況ではないと言える?

■ノースカロライナ州の地域住民を対象とした研究では、慢性腰痛患者が
増加
していると共に医療機関の受診率も上昇しているが、画像検査、薬剤投与、
物理療法が過剰使用
されていて、エビデンスに基づく治療が行なわれていないことが判明。
http://1.usa.gov/imqCav

※日本では?これも似たような状況では?

■近年、慢性腰痛に対する医療費が激増している。硬膜外ブロック(629%増)、
オピオイド鎮痛剤(423%増)、MRI(307%増)、脊椎固定術(220%増)。
しかし患者の症状や活動障害は改善していない
明らかに過剰診療
http://1.usa.gov/lrANBd

※トリガーポイントブロックについても同様。
日本ではこれを過大評価して吹聴している医s(以下自粛)


■頚部痛と腰痛患者256例を対象に、医師の標準的な治療群、
脊椎マニピュレーション群、理学療法群、シャムトリートメント群に
割り付けたRCTによると、最も成績が悪かったのは医師の標準的な治療群と
シャムトリートメント群だった

http://1.usa.gov/kfFvV6

※なるほど納得の結果だけど、困るのは患者さん。

■急性腰痛患者186例を対象としたRCTによると、安静臥床群、ストレッチ群、
日常生活群のうち、最も早く回復したのは日常生活群で、最も回復が遅かったのは
安静臥床群
だった。腰痛に安静第一は間違い。むしろ回復を妨げる。
http://1.usa.gov/mOolz9

※日本では「最も回復が遅」くなることを指導していることが多い。

■エビデンスに基づく正確な情報を平易かつ理解可能な言葉で患者に提供できれば、
腰痛患者は不適切な治療を選択しなくなるだろうが、3つの専門学会と10ヶ所の
医療機関のウェブサイトを調査した結果、97%が患者にとって難解だった。
http://1.usa.gov/kuWavp

※難解も何もちゃんと説明があれば良いほうだよね。
ちゃんと説明があったとしても適切にやっているかどうか?



■腰椎の変形が腰痛の原因でないことは半世紀以上も前から証明されてきた。
最も古い対照試験は1953年に実施された腰痛患者100名と健常者100名の
腰部X線写真を比較したもので、両群間の変形性脊椎症の検出率に差はなかった。
http://1.usa.gov/lCMbXb

■腰痛患者378名と健常者217名の腰部X線写真を比較した研究でも、
両群間における変形性脊椎症の検出率に差はなく、加齢と共に
増加する傾向が見られることから、変形は正常な老化現象にすぎず、
腰痛の原因とは考えられないと結論。
http://1.usa.gov/msMFAV

きむら接骨院

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昨日の記事でご紹介した書籍は

「腰痛をめぐる常識の嘘」と、続編「続・腰痛をめぐる常識のウソ」 は、
いずれも金原出版(株)、著者は福島県立医大理事長兼学長、
第32代国際腰椎学会会長の菊地臣一先生。
お求めは当院…ではなくAmazonあたりでお願いします。

ちなみに読者対象は、

整形外科医、内科医、研修医、柔道整復師

とのことなので、これが何を意味するのか、書籍の
タイトルと睨めっこして考えてください♪

尚、ついでながら「腰痛をめぐる常識の嘘」の初版第1刷は
1994年・・・ってことは、今から20年以上前ってことですね。


きむら接骨院

たまーにニュース沙汰になっているけど

行者か修験者か虚無僧みたいなカッコして、施術なんだか加持祈祷なんだか
みたいなことが「病気の治療」って言っている人たちが起こした問題が
ニュース沙汰になることがあるけど、そのテの人たちが「トキシックテロリスト」
なんだな。
で、食べ物のことにあーだこーだ言うなら、それはその人たちがやっていることが
「フードファディズム」でもあるってこと。
それこそ「信じる or 信じない」レベルの「宗教」みたいなモンだ。
→当院はこういうことをしませんので、どうかご安心を

まー、それにしても「腰痛をめぐる常識の嘘」は医学書籍の一つですが、
これに激しい拒否反応をするような人は、不幸な読書体験しかしてこなかった
のかなーと思います。
「学べば学ぶほど、何も知らないことに気付く。だからもっと学びたくなる。」と
言ったのは、確かアインシュタインだったか?

まー、そういう方には読書に関して、何かしらのトラウマがありそうだけど、
アインシュタインの言葉を逆説的に言うなら、「学ばないでいれば何も知らない
ことにも気づかない。だから学びたくない。」となるわけで、

これはこれで正しいだろね。

きむら接骨院

日本人のほとんどが知らない、腰痛に関する情報

人は「経験豊富」と自認する人ほど、新しい概念を
理解できず取り入れることもできず(=頑固になる。
「これまで今の方法で(例えそれが間違った方法だとしても)
上手くやってきたのだし、『この方法しかない』のだから、
新しいことなど取り入れる必要はない」等。)
これは個人の限定的な「経験」から学習したものであって、
必ずしも普遍的な事実に基づくものではないことを知るべきでしょう。
(それが実は「認知行動療法」の核となると考えます。)

それからもう一つ。
人は今一番大事なことしか見ようとはせず、都合の悪いことは
聞こうともしない
ということを考えながら。


以下は米国政府機関発表の腰痛に関する情報。
印の文は きむら による)

■医療提供者は腰痛に関する患者の誤解を解くと共に、効果的な管理へ
導かなければならない。「患者は生体力学的な視点から生体力学的な異常が
見つかることを期待している。
何らかの形で我々が患者にそのような考え方を
教えてきたのである。
患者にも再考を迫る必要がある」by David Shute

※デイヴィッド・シュート氏は臨床医にして医学博士。
いやー、アチラのドクターの先生方は、良くなかったことは良くないこととして
反省して見直すところがエラいよなぁ。そこが日本と違うところだね。
さて、より良い治療、より実態に則した概念が存在すると知った場合、
それを提供するのは私たちの義務というものでしょう。


■現在の腰痛管理システムはけっして理想的なものではなく、腰痛を悪化させる
可能性すらあることを示す豊富なエビデンスがある。
http://1.usa.gov/lr6fyx

■ノースカロライナ州の地域住民を対象とした最近の研究によると、慢性腰痛が
あると回答した成人の割合は、1992年には3.9%だったものが2006年には10.2%に
まで増加している。
腰痛を生物・心理・社会的問題として対処しないからだ。
http://1.usa.gov/uytoF6

■2年間にわたる追跡調査によると、坐骨神経痛を有する椎間板ヘルニアの
手術は保存療法より有益とはいえない。
職場復帰率や長期活動障害率においても手術の優位性は認められなかった
坐骨神経痛は手術を受けるか否かに関わらず時間が経てば改善する。
http://1.usa.gov/igqtA0

■坐骨神経痛に対する椎間板手術は、保存療法よりある程度の優位性を
示すものの一過性でしかない。ノルウェーのRCTでは1~4年間優位性が
持続したが http://1.usa.gov/lflO3P、オランダのRCTでは1年未満だった。
http://1.usa.gov/l8WVTV

■精神療法が慢性腰痛の有効な治療法になり得るという考えを理解するのは、
患者にとっても医師にとっても難しい。腰痛は身体的に治療されるべき症状であり、
腰痛が改善すれば身体的問題も心理的問題も軽減されるはずだと多くの人々が
考えているからだ。
だがその方法論では症状の一部しか軽減されない

※身体の何かのズレや歪みが原因とする根拠はなく、それを治す、維持させるには
頻回の「治療」が必要と唱える人々は、クワッカリーである可能性があるでしょう。
例えばそれは(異常のない状態にも関わらず)「産後の何か」だと指摘したり、
「腰痛の治療には土台となる足を診ることから」ということだったりするでしょう。
あるいは「肩の高さが左右で異なる」などということかも知れません。
それらと腰痛との関連を指摘するエビデンスは、この20年間提示されていません
また、それらを今の内に治さないと、あるいは放っておくと大変なことになると
あなたを脅す人は、もしかしたらトキシックテロリストである可能性もあるでしょう。


■イギリスで行なわれた701名を対象としたRCTでは、数回にわたる集団での
認知行動療法によって慢性腰痛の疼痛と活動障害が改善され、その効果は
12ヶ月も持続しただけでなく、費用も一般的な腰痛治療の約半分に抑えられた。
http://1.usa.gov/mobdNx

■腰痛疾患の分野では十分な試験が行なわれることなく新しい技術が普及してしまう。
アメリカでは脊柱管狭窄症に対する固定術の実施率が15倍に増加したが、それに伴い
重篤な合併症、死亡率、再入院による医療費なども増加している。
明らかに過剰診療。http://1.usa.gov/lrHYry

■脊柱管狭窄症の治療では、特異的な適応がほとんどない症例や、より簡単な治療で
高い効果が得られる明確なエビデンスがある症例に対しても、より複雑な新しい手技(固定術)が
行なわれている。
エビデンスのないリスクを伴う高価な治療の急増は問題だ
http://1.usa.gov/mntabq

■脊柱管狭窄症で複雑な固定術を受けた患者は、除圧術に比べて命に関わる合併症リスクが
3倍(5.6%対2.3%)。術後30日以内に再入院する可能性も高く(13%対7.8%)、手術費用も
3倍強にのぼる(80,888$対23,724$)。
http://1.usa.gov/lrHYry

以上。

こうしたことを知っているのなら、1日も早く治療概念を切り替えるべきでしょう。
(いずれ患者さん方にも理解が及ぶからです。患者さん方が知っていることを
医療提供者が知らないのはマズくないですか?)
また、今の時代、こうしたことを盛り込む一般出版物がある時代に、医療提供者が
「知らなかった」では済まされない話ですが、もし「知らなかった」という医療者が
いた場合、それはそれで大問題と認識すべきでしょう。


きむら接骨院

「知らなかった」では済まされない:2

一般の方々は「そんなの知らない」で済む話でしょうが、
運動器系疼痛疾患の治療に携わる人にとっては、「知らなかった」では
済まない話。↓

例のMLから引用。
椎間関節および椎間板に起因する疼痛を臨床的に診断することは
不可能であり、せいぜい憶測をする程度に過ぎない。なぜなら、
椎間板変性・変形性脊椎症・椎間関節症候群は疼痛と相関しておらず、
まったく症状が見られないことが多いからだ

http://1.usa.gov/14vtnPp

脊椎研究者の間ではすでに、画像診断で確認可能な単なる変性の存在を
疼痛のシグナルとみなすことはできでないというコンセンサスがあります。

引用終わり。

上記は米合衆国での見解。
一方、日本では椎間板変性・変形性脊椎症・椎間関節症候群は、
いわゆる「老化による腰痛」の原因と、目されています。

日本と米国とでは、見解が真逆というわけですが、
さーて、どっちが正しくて、どっちが誤っているのか?

それとも、米合衆国の人たちと日本人とでは、それほどまでに
身体構造や生理機能が違うのでしょうか?
米合衆国にも相当数アジア系の方々はいます。
米合衆国見解は、当然アジア系人種をも対象にしています。

よーく考えてみましょう。

きむら接骨院




「知らなかった」では済まされない

椎間板ヘルニアについては、とかく迷信じみた情報ほど
拡散され定着しています。

一人一人に起こった出来事は、真実として様々あっても
良いと思います。(名探偵コナン少年の決め台詞とは異なるw)

ですが、事実は普遍的なものであって、これこそが「一つ」だと
思います。

その「事実」を様々な人たちがそれぞれの視点から見ると、
私は手術せずに治った、私は手術してもらって治った、私は手術して
もらったけど症状は続いている、私は腰痛になったことがないけど、
他の病気の検査をしたらヘルニアが見つかって驚いた、など
本当に様々な「事」があって、これを「真実」と言うのだろうと思います。


※だから、施術者の方々からよく聞かれる言葉、
我、「治療」した→患者治った→我、治した と言うのは
どうかと思うね。(これを「3『た』論法」と言うそうです。)

TMSジャパンMLから。
以下抜粋引用。

■新潟がんセンター整形外科が行なった後ろ向き研究によると、
手術をしなくても非内包性椎間板ヘルニア(椎間板脱出・遊離脱出)は
約8週間で自然に消失する事実が明らかとなり、この方針に従って
椎間板手術の年間件数を50%低下させることに成功。
http://p.tl/Nipw

症状出現後8週間以上経過してから手術を行なった場合、線維輪を突破した
非内包性椎間板ヘルニアは稀にしか見つからなかったことを契機に
この研究が始まりました。有痛性の非内包性椎間板ヘルニアは8週間の
忍耐が役立つというわけです。

引用終わり。

地元紙はこういうことこそ、記事として掲載すべき。

再び引用。

> 症状出現後8週間以上経過してから手術を行なった場合、
> 線維輪を突破した非内包性椎間板ヘルニアは稀にしか
> 見つからなかった

ということは、
1:線維輪を突破しない内包性椎間板ヘルニアは予測通り見つかった
2:画像上「ある」と予測した非内包性椎間板ヘルニアが、予測通りには
 見つからなかったか、あるいは消失した。
3:「有痛性の非内包性椎間板ヘルニア」→ということは、無痛性のものもある
  →画像では両者を鑑別できない、ということに他ならない

というニュアンスを含んでいると思いますが、「ある」と踏んで
開いたら「なかった!」というケースは?
手術直前の患者さんの症状はどうだったのでしょう?
もし、症状自体は続いていたのなら、それは椎間板ヘルニアが症状の原因と
考えるのは、合理的とは言えません。

いずれにしろ、「レッドフラッグ徴候さえなければ、椎間板ヘルニアとて
手術不要」という主張の裏付けが一つ増えたに過ぎない、ということです。

きむら接骨院

過剰な身体防衛反応

この例がソレである可能性はあるな。

過剰な身体防衛的反応を引き起こすのは、不適切な原因論、
不適切な指導・管理である可能性があります。

「航空機内で負担増なので避けるように」というのは、
「座席に座る肢位で椎間板内圧上昇」から由来した指導だと
思います。
アルフ・ナケムソンが聞いたら、「いい加減に目を覚ませ!」って
言うよね、きっと。
(アルフ・ナケムソン:1970年代米国の腰痛研究第一人者。
椎間板内圧の上昇と肢位の関係を調査。70年代後半に、
「腰痛患者は椎間板内圧の上昇が起こる肢位を避けるべき」との
声明を出したが、90年代に入り、「椎間板内圧の上昇と腰痛悪化とは
因果関係にない」と発表。)

まー、しかし、今時の腰痛患者さんは、大変です。色んな意味で。
病態概念が理解できていないから、そこから勉強しないと…
それは治療・施術される側=患者さん だけじゃなくて、する側も同じか。
いや、する側にこそ必要なことなんだな…

きむら接骨院



「不妊治療」を検討中の方へ

不妊治療を検討しておられる方々を惑わすかも知れない広告、
宣伝、ネット記事(実は記事に似せた広告かも知れない)が
増えています。

不妊の原因疾患の一つと言われるPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に関する
RCTの結果報告。

以下、TMSジャパンMLから引用・転記。

■PCOSへの鍼治療、生時出産率改善せず

 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性1000例を対象に、
鍼治療の生児出産率(生産率)改善効果を要因試験で検証。
クロミフェン併用群(鍼治療、偽鍼治療)の生産率は単独治療群より
有意に高かったが、鍼治療群と偽鍼治療群(両群とも単独、
クロミフェン併用含む)の生産率に有意差は見られなかった(21.8% vs. 22.4%)。
鍼治療とクロミフェンの間に有意な相互作用はなかった(P=0.39)。

【原文を読む】
Wu XK et al. Effect of Acupuncture and Clomiphene in Chinese Women With Polycystic Ovary Syndrome
: A Randomized Clinical Trial. JAMA. 2017 Jun 27;317(24):2502-2514. doi: 10.1001/jama.2017.7217.
http://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2633915

以上、引用・転記終わり。

私たち日本人には、広告・宣伝情報の真偽を鑑別する能力
=メディアリテラシーが、決定的に不足していると考えるべきです。
(ひょっとしたら医療従事者にも言えることかも知れません。)

あなたが、もし日本を科学先進国と考えているのなら、その考えを
改める必要があるかも知れません。
何故日本がいまだに有人ロケットの打ち上げに至っていないのか?
何故STAP細胞研究論文が、審査を通って発表されてしまったのか?
(→これについては真相は闇の中)
日本の最高学府たるあの大学の教授から出された研究論文の
いくつかがデータ改ざんや捏造と評価されていることを、あなたは
ご存じか?
米国や英国からの評価の中には、「日本の科学分野の研究論文は、
もはや崩壊している」という声があることをご存じか?

皆さんが、「腰痛の治療」と考えていることが、先進諸国からは
どのような評価を受けているかご存じか?
そうした国々では、治療期間の短縮化に成功し、再発率の
低下にも成功し、患者さんの満足度を上昇させることに
成功している現実をご存じか?

もっと考えたほうが良くないか?と思いますよ、私は。

きむら接骨院

ナチュロパスぅ?

「ナチュロパス」というのは、皆さんには聞きなれない言葉だろうか?

以下TMSジャパンMLから引用・転記。
■ナチュロパスってなに?
全ての「代替」医療理論のうち、ナチュロパシーは定義が最も困難である。
なぜならそれはなんでもありだから。それは古代の、科学以前の理論に基づいている
-例えば、自然の調和が崩れたりナチュラルでないものに依存したりすると
病気になる。
ナチュロパシーの哲学は200年以上前に遡る。少なくとも一部は、1980年代の
Sylvester GrahamとJohn Harvey Kelloggによるアメリカの健康改革運動から
生長してきた。彼らは水治療法、新鮮な空気、全粒穀物などを信奉した。

※きむら注記:マク〇ビオティックに似ているね。

近年は、科学的医療の高いコストと進歩が遅いように見えることに我慢できなくなる人が
増え、ナチュロパスが再興している。1994年のダイエタリーサプリメントの規制消失や
1938年のホメオパシーの復活によって打撃を被ることはなかった-ナチュロパスは
それらを薦め、売るので。
ナチュロパスドクターには医師免許はないが、米国ではいくつかの認証ナチュロパス
カレッジが4年の訓練と学位を提供している。資格のあるナチュロパスは普通の
医薬品を処方することができる(理論的にはそれに反対しているが)。
18の州とコロンビア特別区がナチュロパスドクターに資格を出している。
一部の医療保険では彼らのサービスをカバーし、一部の病院にはナチュロパスが
スタッフとしている。
それでもだれでも訓練無しにナチュロパスになれる
ナチュロパス志願者はインターネットで学位をとることもできる。

良いナチュロパスに合ったらどうなる?

もしあなたが良く訓練された、免許のあるナチュロパスにたまたまあたったら、
その助言は良いものである可能性もある。
脂肪を減らしてビタミンサプリメントを摂って禁煙して飲酒は制限して全粒穀物を
食べて運動して、と言われるかもしれない。
幾分かの心理的カウンセリングを受けるかもしれない。
研究によるとナチュロパスは一般的に平均的医師より患者の話を聞くのに
時間をかける。一部のナチュロパスや医師と協力する。

※きむら注記:モ〇モン教の人にも似ているね。

悪いのにあたったら?

一方役にたたないあるいは有害な可能性のあるハーブやサプリメントを薦め、
ホメオパシーや水治療や氷水浴や大腸洗浄、磁石療法、断食療法、オゾン療法、
銅のブレスレット、クリスタルヒーリング、インチキ検査、その他疑似科学的治療法を
薦められるかもしれない。
一部のナチュロパスは現代的環境のほぼ全てが有害だと信じていて、全ての合成医薬品、
予防接種は危険だという。
こうしたあらゆることがナチュロパスに含まれうる。

基本

もしあなたが医師から栄養についてのカウンセリングやリラクゼーションなどのために
ナチュロパスを紹介されたら、その助言が役にたつかもしれない。
しかし看護師や医療補助職でもこの種の助言は提供可能で、ナチュロパスは必要ない。
医師の代わりにナチュロパスを検討しないこと。もしあなたの医者が気に入らないなら
他の医者を捜すように。保険が効くというだけの理由でナチュロパスに相談しないように。
その免許システムはあまりにも緩く、ほとんどの場合存在しない。
あなたに害を与えるプラクティショナーの手に落ちるのは簡単である。

以上、引用・転記終わり。

水治療って、きっとアレの類だよね。霊験あらたかな水か、そうでなければ
何かを「転写した」っていうヤツ。
で、クリスタルヒーリングってのはアレだ。水晶球を部屋に置いて…っていう。ww
これらは多分プラシーボ。

プラシーボを吹聴して流布する人たちを「クワッカリー」と呼ぶそうだ。

プラシーボならまだしも、有害なのは困ります。
で、有害なのを吹聴して(以下同)これは「トキシックテロリスト」。

「純粋な食べ物を!」って訴えるのは、フードファディズムってヤツだ。

まー、消費者が今よりも情報選別力を身に付けるのは、まだ先のこと
でしょうが、それでもそう遠い未来ではないでしょう。

その時が来てから焦っても遅いってことに気付くべき。

きむら接骨院

ボクシング

昨夜の山中選手の防衛失敗は、残念でした。
もっと残念だったのは、直後に山中選手の防衛失敗を
嘲笑する動画が上がっていたことです。
プロボクシングの世界で「世界一」になることが、如何に偉大なことか
それがわかっていれば、13回めで負けたことは賞賛の価値こそあれ、
嘲笑の対象になる要素は一つもないはずです。
私はWBCバンタム級前チャンピオンの山中慎介選手を讃えたいと思います。

また、山中選手陣営の棄権の意志を表すタオル投入ですが、
様々な評価があると思います。
元世界チャンピオンの方は、「オレだったらあのタイミングのタオルは
納得いかないな」だったり、山中選手に近い関係者の方は、「あのタイミングは
あり得ない。2回ダウンしても勝った経験がある」だったり。

ボクシングのトレーナーは、私たちが考えるトレーナーとは少し意味合いが
異なり、コーチ兼トレーナーが普通です。
山中選手のレベルになれば、現トレーナーは事実上、山中選手の専属という
スタイルだったと思います。
ひょっとして、と考えるのは、トレーナーしか知らない山中選手の状態に関する
何かがあったのではないか?ということです。
本人は強気に気丈に振る舞うのでしょうが、何か特別なことがあったのでは
ないか?ということです。

色んなことを考えると思いますよ、そりゃもしそんなことがあれば。
「KOされるまで絶対に止めるな」とか選手本人に言われても。

色んなタイプのトレーナーがいると思います。
あくまでも選手の要望の通りにと考えるタイプ、若い選手につけば、
次のチャンスはどうか?他の階級ではどうか?と考えるタイプ、
成熟期の現世界チャンピオンにつけば、まして家庭を持ち
家族に責任を持つチャンピオンについたら、そして自分が家庭を
持っていたら、我が身と置き換えて考えると思います。
現役引退後にそういう責任を果たせる形で、現役生活を全うさせたいと。

バンタム級でしょ?
ひょっとしたら、カーロス・リベラやホセ・メンドーサや矢吹 丈、
そして力石 徹を思い浮かべたかも知れない。

「今のボクシングはスポーツやな」と元世界王者のある方は
言ったそうです。

私はこう思います。
「ボクシングは、プロであれアマチュアであれ、昔っからスポーツのはずです。」と。

12回連続防衛達成の前世界王者とトレーナーに、私は賛辞を贈りたいと思います。

きむら接骨院

腰部コルセット/サポートベルト/骨盤ベルト:2

私の職責のかたち。
腰痛で苦しむ方々に、せめて誤ったメッセージを送らないこと。

前回記事の「腰部コルセット」についての続報。

以下引用転記。
■大手航空会社の手荷物ハンドラー642名を対象に、重量挙げ用ベルト群・1時間の
トレーニング群・ベルト+トレーニング群・無介入群を比較したRCTによると、
4群間の腰痛発症率・欠勤日数・就労制限日数・労災申請件数に差はなかった。
http://1.usa.gov/13EOieQ

腰部コルセットやサポートベルトに何らかの効果があるというエビデンスがないのと同様に、
害をおよぼすというエビデンスもありません。しかし、こうした衣服の一種に過ぎないもの
腰痛を予防できるという間違った印象を労働者に与える可能性があるので、
医療従事者は腰部コルセットやサポートベルトを推奨すべきではありません。

引用転記終わり。

きむら流に言えば、「衣服の一種」=「腹巻以上の意味はない、動きにくい分
腹巻よりも良くない」となります。(笑)
あなたのセンセイが、もし腰部コルセットや腰部サポーベルトの着用を推奨するのなら、
その根拠を示してもらうべきです。

もし、あなたのセンセイが、腰痛持ちでコルセットやサポートベルトの愛用者なら、
あなたのセンセイの知見は…書かなくてもわかりますね?

※メーカーや商社の皆さん、申しわけありません。
もともと当院からのコルセット、サポーター類の発注数は
ほとんどありませんが、その理由はこういうところにあります。
私の職責として、また皆さんの職責として、どうかご理解下さい。(きむら)

きむら接骨院

腰部コルセット/サポートベルト/骨盤ベルト

仕事をする人、誰にも「職責」というものがある。
当然ながら私たちにもある。

私たちの「職責」を果たそうとすると、こういうことを伝え広めることが
一つの「かたち」となる。

以下、TMSジャパンからのメッセージより転記。
■ウォールマート168店舗の13,873名を対象にした6ヶ月間におよぶ
世界最大規模の前向きコホート研究によると、腰サポートベルトは
資材運搬従事者の腰痛発症率も腰痛による労災件数も
減少させないことが明らかとなった。

http://1.usa.gov/14wOjWq

89店舗ではサポートベルト(伸縮性のナイロン素材でできた、
肩紐なしのウエストにフィットする調節可能なベルトで、
先端部分はマジックテープ、背中の部分はメッシュ)の着用を義務づけ、
79店舗では従業員の自由意思に任せました。

コルセットやサポートベルトはファッションのひとつに過ぎません。
それでも支持する人々はこの腰痛予防効果を立証する責任があります。
我々はすべての労働者のために、効果のない介入ではなく効果のある介入を
勧めるべきです

以上、転記終わり。

私は、「腰は守られるべきだ。守らなければならないのだ。」という
意識付けが、多くの腰痛患者さんに誤った信念を持つに至るのだろうと
考えています。
結果、腰痛の長期化、悪化、再発率の上昇につながっていると
考えています。

きむら接骨院

きむら接骨院 の基本理念

TMSジャパンという団体があります。
私はこの団体に加入させていただいております。
こういう↓理念に基づく活動に柔道整復師として賛同したからです。

以下TMSジャパンからのメールより抜粋・転記。

臨床試験で有効性が証明されていないリスク(害)がベネフット(利益)を
上回る不適切な医療
が横行しているといわれています。
※現時点で最善の医療を受けられないのは、腰痛患者にとってきわめて不幸な状況といえます。

※膝関節痛や頸部痛の患者さんとて似たような状況かと。(きむら 記)

※医療費はもちろん通院費や休職手当まで政府が負担しているヨーロッパや
オセアニア諸国では、数年おきに改訂される「腰痛診療ガイドラン」の積極的な
導入によって、従来の標準的な治療より治癒率と満足度を上げ、再発率と医療費を
低く抑えることに成功
しています。

※ココ、大事なところです。まず一つめ。ということは、診療機関への
報酬の支払いは、政府が行っているということ。こういう場合、いわゆる
出来高払いではなく、成果主義原則で実施されます。
(ということは、患者さんに半年も1年も通院させているようでは、
医療者、治療者の能力が疑われるということです。)
二つめ「政府負担を減らす為に、早期に見切りを
つけているのではないか?」と推測される向きがあるようですが、
それは邪推でしょう。患者さんの満足度が上がっているという事実を
踏まえて考えれば。(きむら記)


世の中には素晴らしい治療法が星の数ほどあります。
しかし同じ土俵で競わせた場合、どの方法がもっとも有効で費用対効果が高いか
知りたくはありませんか?
健康情報の真偽の見抜き方をマスターして腰痛に
まつわる迷信や神話を一掃
してみませんか?

そろそろ腰痛にまつわる時代遅れの常識を捨て去り、新しくなった腰痛概念を
身に付け、腰痛に対して抱いている態度と信念を改め、より効果的で費用の
かからない
21世紀の治療を始めませんか? 健康情報の真偽の見抜き方
マスターして腰痛にまつわる迷信や神話を一掃してみませんか?

すべての治療法を試してみるほど人は長生きできません。
腰痛疾患でお悩みの方は有効性の確認された治療法
一日も早く治してしまいましょう。
医療関係者の方はプロの義務として最新の知見をアップデートし、
子孫に負の遺産を残さないためにも根拠に基づく情報の拡散にご協力ください。

転記終わり。

当然ながら、きむら接骨院の診療は、この理念を反映させたものです。
ご理解を賜りたく、お知らせ致します。

きむら接骨院



人間の情報処理能力

「私たちの認識は、『既に知っているもの』しか見ることができない」 

「コンフォートゾーンから外れたところにいる人は、IQが低下している」
(コンフォートゾーン=安住の地)
苫米地 英人 氏 「テレビは見てはいけない 脱・奴隷の生き方」より抜粋・転載

初めての出産後間もない若い母親の方々は、自分の腰痛や膝関節痛、頸部痛等の
「痛み」の本当の原因を示しても(逆にその方が「これが原因」と考えていることは
医学的・統計学的にも、各国での研究結果からも該当しないことを示し、であれば
その原因は…と示すのですが)、これを受け入れることに抵抗を示す傾向が
あるようですが、これは私から見れば

図星を指されりゃ怒り出す

ということに他ならんのだな。

いずれ彼女たちは本当の原因を自覚できるようになるでしょうし、
(初産後5年くらい経過した母親の方々だと「これが原因」と同じことを
示しても、ほぼ全員が納得するし早期に回復するしね。)
これから母親になろうという、より若い女性の方々は、より早い
段階で本当の原因を知った上で、その準備ができることになるでしょう。


聞けば、産院の早期予約とか早割りなんていうサービスが
実施されているらしいけど、周産期の女性は高齢者同様に、
今や間違いなく

ビジネス・ターゲット

にされていると自覚したほうが良いと思うよ。
あるいは他の意味でのターゲットにも…

そして周産期女性がそのような憂き目に遭う時代になった責任の一端は、
経験や(愚にもつかない迷信のような)習慣からの指導しかできない
助産師さん方にあると思うね。

※そんな助産師さんには「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というビスマルクの名言を贈ります。

「日本は腰痛に対して過剰医療」という海外からの指摘は多く、
ならば周産期女性に関するものはどうか?とか。
そういうことを考えてもらいたいです、ホントに。
(若い助産師さんにはそういうことを考えている方もいる…と思いたい。)


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過剰な防衛的身体反応

腰痛、頸部痛、膝関節痛等運動器系の、「痛み」が症状の中核となる
疾患のほとんどが、過剰な防衛的身体反応の結果であると理解できれば、
ほとんどの患者さんが、ご自身の辿って来られた経過を理解できると思います。
日本の運動器系疾患治療に、決定的に欠けているのは、そこに対する「理解」だと
考えています。

きむら接骨院

必要なことはやらずに、不要なことをやりがちなのでは?

日本の医療の問題点は、必要なことはやらずに不要なことは
過剰なまでにやる、という点にあるのではないかと考えているのですが、

(以下TMSジャパンのメールからの転載。)
■全員受け入れ、被害者救う 地下鉄事件「すごい決断」 日野原さんに献花
2017年8月4日 (金)配信共同通信社

 もし日野原先生の決断がなかったら―。1995年3月20日の地下鉄サリン事件の
発生直後から、日野原重明(ひのはら・しげあき)さんが院長を務めていた東京都中央区の
聖路加国際病院には、次々に被害者が運び込まれた。
日野原さんは外来診療を中止して全員の受け入れを決め、多くの人を救った。

(転載終わり。)

これは医療本来のあるべき姿を象徴するような出来事であることに対し、


(再度転載。)
■「患者中心の医療」で医療費増大か

 米連邦が指定した503の医療機関を対象に、介護費用や技術援助を行う
デモンストレーション・プロジェクトを実施し、「患者中心のメディカルホーム」認定(認証)の
達成度等を対照医療機関と比較。認定最高位のレベル3達成率は
デモ実施群70%、対照群11%だった。デモ実施群では受診回数の減少が
有意に小さく(P<0.001)、救急外来受診(P<0.001)、入院(P=0.02)、
メディケア・パートB支出額(P=0.02)の増加はいずれも有意に大きかった

(転載終わり。)
前者は国内での出来事、後者は米国での調査結果ですが、
後者については、日本国内も同様な傾向かと思います。

そこで抱いてしまうのは、不要なことほど多くやっているのではないかという疑念。

患者さんの受診目的は、あくまでも疾患が治るための手段=治療
提供してもらうことであって、治療を受けることそれ自体が目的ではないということ。(当たり前ですね)
医療サービス提供側は、その目的を達成するために必要なことを提案し、
そのためのサービスを提供すること。(これまた当たり前ですね)

ところが、私達のこの業界では目的を見失って、手段だけをこれでもかと
講じているのではないかと感じられることが多々あるように思います。

「患者さんの立場で」とか「患者さん本位に」とか「患者さんが主役」ということと、
「患者さんの言われるがままに」というのは、本質的に異なるということを、
医療サービスを提供する側、享受する側双方ともに理解しておかなければ
ならないだろうと思います。

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地元紙朝刊21面の記事について

これまた不適切記事じゃないかな~、残念ながら。
米国での調査結果をご存じないのかな…

※↑膝関節痛患者を対象にした、運動プログラム(筋力強化+体重管理)
サプリメント(グルコサミン、コンドロイチン等)の摂取についての長期調査。


※よって、運動療法の意義は治療そのものよりも、QOLの点で活動性を低下させないことに
あるのだろうと思います。


※日本の研究者に必要なのは、例えば1970年代米国の腰痛研究分野で
第一人者クラスだったアルフ・ナチェムソンのように、「以前発表したアレは間違いだった」と
正直に発表する謙虚さと、それからスポンサーに対する貢献よりも社会全体に対する貢献
重んじようという態度なんじゃないかな。



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プロフィール
新潟県長岡市のきむら接骨院です。

きむら接骨院@長岡市

Author:きむら接骨院@長岡市
新潟県長岡市の きむら接骨院 です。
腰痛をはじめとした「痛み」や
「しびれ感」でお困りなら、
きむら接骨院へどうぞ。

新しい「腰痛診療指針」の策定以前から、
同様な趣旨の独自診療指針によって
成果をあげています。

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