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客観的評価が示唆するもの

調査対象集団が小さいので、ちょっとアレなところがなくは
ないのですが、これは示唆に富んだ研究結果かと。
コチラ↓。

■健常者41名を対象に腰部椎間板を5年間にわたってMRIで追跡調査した
 結果、物理的負荷(重量物の挙上や運搬・腰の回転や屈曲等)という従来の
 危険因子は椎間板変性とは無関係
で、腰痛発症率はむしろ椎間板変性の
 ある方が低かった

 http://1.usa.gov/ijefOR

■この50年間、生体力学に基づく人間工学的アプローチによって腰に
 かかる負担は大幅に軽減されてきた
が、腰痛患者が減少したという
 証拠は1つも存在しない。それどころか腰痛患者は年々増加し続けて
 いる
腰を守ろうとするのは逆効果
 http://1.usa.gov/mcgEVI

※「腰を守ろうとする」のは、「守れ、守れ」と促されるからで、じゃぁ誰がそう促すのか?を
 お考えいただきたい。

 さて、「物理的負荷」は荷役労働だけでなく、スポーツ活動でも発生しますが、
 「物理的負荷」自体は、腰痛とは因果関係にない可能性を示唆しているわけです。
 これを踏まえて↓。

■腰痛のない25名の大学生を対象に腰椎への物理的負荷に対する心理的
 ストレス
と性格特性の影響力を調べた結果、心理的ストレスは単独で
 腰痛の原因となり、特に内向型と直感型の性格特性は心理的ストレスで
 腰痛発症リスクが高くなる。
 http://1.usa.gov/j5FbjY

※物理的負荷そのものでなく、物理的負荷に関する誤情報に対して抱く
 心理的ストレス(=「腰を物理的負荷から守らなければ」、とか「いかにも
 物理的負荷が高そうだから、腰痛になるかも」という警戒)が、単独での
 腰痛危険因子となり得る、ということですね。
 で、「内向型」と「直感型」ですよ。青少年期って、誰もが内向性と直感の時期かもな
 とも思います。

以上、■のついた項目は、AHCPR(米合衆国 医療政策研究局)が示した事実。

これをどう捉えるか?その上でどう行動するか?は各自の判断。
当院を受診なさった方々には、こうした「事実」をお示ししています。

きむら接骨院

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テーマ : 整形外科の病気
ジャンル : 心と身体

メディアリテラシー→ヘルスリテラシー

医療者の多くが「留学経験有」を宣伝文句にしますが、
米合衆国は留学先に挙げられる国では最多ではないかと
思います。

なので、米合衆国AHCPRの腰痛に関する見解をお伝えしているのですが、↓

■メディアはもっともらしい腰痛予防法を伝えているが、腰痛の原因が
 解明されなければ有効な予防法を確定することはできない。
 現時点で大きな障害となっているのは、一般的な非特異的腰痛と
 特異的腰痛に関する診断基準がないことである。
 http://1.usa.gov/vsh9up

東アジアのどこかの国も似たような状況かなと。
それにしても、米合衆国留学経験がある方なら、こういうことを
一つか二つくらいは伝えても良いようなもの。

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先人の名言

学問とは、人として踏み行うべき正しい道筋を修行することであって、
技能に習熟するだけのものでは、決してない。

     ―――橋本左内


であると同時に

The practice of medicine is an art, based on science.
医学は科学に基づいた技術である

     ―――ウィリアム・オスラー

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人は挑戦的な言葉には反感を示す

まー、そういうものでしょうけど、挑戦的でありながらも
そう言われて笑ってしまう言葉がありました・・・

ボーっと生きてんじゃねーよ!


公共放送のバラエティ番組に登場するCGキャラが発する言葉。
得なキャラだな、あのコは。w

世の中、私も含めて実はほとんどの人が、ある言葉の語源とか、
本来の意味とかそういうことを考えずに日常的に使っていて、
まさに「ボーっと生きて」いるわけですが、そうすると誤情報に
まみれていることにも気付かないかもなと。

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研究は新しい可能性を示唆している

「痛み」に苦しんだ期間の長さと認知機能の低下度は、どうやら相関関係に
ある可能性がありますが。(もしかしたら因果関係かも知れない。)

高齢になっても脳神経細胞は増え続ける」可能性が。

それを伝えた記事がこちら↓。
(以下転記)
 高齢になると脳細胞は減るばかりで増えることはないと一般的に考えられているが、
こうした考えを覆す新しい研究結果が「Cell Stem Cell」4月5日オンライン版に掲載された。
14~79歳で急死した健康な男女の脳を剖検した結果、高齢者でも若い人と同様に、
記憶や学習に重要な役割を担う脳の海馬で前駆細胞から新しい神経細胞(ニューロン)を
生成する能力がある可能性が示唆されたという。

 これまでマウスやサルなどを用いた基礎研究では、高齢になると脳細胞を新しく生成する
能力は失われることが示されているが、ヒトの脳の研究では異なる結果が得られており、
結論には至っていない。

 今回の研究では、14~79歳で急死した男女28人の脳の海馬を剖検した。対象者には
認知症やその他の神経疾患、精神病性障害の診断を受けた人はいなかった。その結果、
高齢者と若者の脳では中間型の前駆細胞と未熟な神経細胞がほぼ同数見つかったほか、
海馬の容量に年齢で差はみられないことが分かった。

 研究を率いた米コロンビア大学准教授のMaura Boldrini氏は「高齢になっても
脳内に(神経細胞に分化する)前駆細胞が存在することを示すこの結果は、
高齢者にとって朗報だ」と述べている。

 ただし、健康な79歳の脳が29歳の若々しい脳と全く同じというわけではなさそうだ。
研究では、高齢者の脳は血管新生が少なく、一部の海馬領域では静止期の
前駆細胞プールが小さいことも明らかになった。

 専門家の一人で米ウェイル・コーネル医科大学のEzriel Kornel氏は「高齢者の脳でも
若い人の脳と同じように新しい神経細胞同士で信号を伝達したり、機能したりするか
どうかは分かっていない」と指摘する。一方で、同氏はこの研究結果は有望だとも
評価しており、「高齢者の脳で神経細胞を生成させ、細胞同士の信号伝達を促進する
因子について、さらに研究を進めていく必要がある」と述べている。

 また、Kornel氏は、健康な高齢者と認知症の高齢者の脳を比較することにも興味を
示している。Boldrini氏もこの意見に同意し、「これまでの研究で、アルツハイマー病で
死亡した人の脳の海馬では神経細胞の数が減ることが分かっている。しかし、この理由が、
神経細胞が生成されなくなったためなのか、神経細胞が死滅した結果なのかは明らかに
なっていない」と話す。同氏は、健康な高齢者の脳と認知症患者の脳を比較することで、
高齢でも認知機能が衰えない人がいる理由を突き止められる可能性や
新しい認知症治療の開発につながる可能性があるとしている。

 さらに、Boldrini氏は「高齢になっても若々しい海馬を維持している人が実践している生活習慣
知ることも大切だ」と強調する。アルツハイマー病協会(Alzheimer's Association)によると、
多くの研究で喫煙をしない、適正体重や正常血圧を維持する、健康的な食生活を送る、
定期的に運動するといった生活習慣因子や社会的活動、知的活動が認知症リスクと
関連することが報告されているほか、運動によって海馬の神経細胞の生成が
促進される可能性も示されているという。

原著論文はこちら
Boldrini M, et al. Cell Stem Cell. 2018 Apr 5;22:589-599.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29625071
(転記終わり)

「痛み」は活動障害になり易く、それが↑で指摘される生活習慣因子の一つ、
定期的な運動の阻害要因になることは明らかで、そういう面からも
「痛み」とニューロンの活動と認知機能の間の相関関係を示唆していると
言えそうです。
この取り組みは、平均寿命-健康寿命の差を縮める可能性、
方向性の裏付けとして大いに歓迎すべきでしょう。

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「職業性腰痛」って何だ?

日本では多くの方が、腰痛の発症は職業的身体負荷の影響を
強く受けていると言われますが、では米合衆国での調査結果
=事実 に基づく評価というものは、どうなのでしょう?

それがこれら↓。

■仕事が腰の健康状態に害をおよぼすという説得力のある科学的根拠は
 ない。身体的負担が腰痛に影響を与える可能性はあるものの、それは
 一時的なものに過ぎず、持続的症状および活動障害が職業上の身体的
 負担によるものとは考えられない。
 http://amzn.to/Wfk4cI

■ほとんどの腰痛は元来、仕事に関連したものではなく、腰への負担や
 問題となる作業中の姿勢を減らしてもわずかな影響しかない。
 事実、職業上の身体的負荷が大幅に減少したにもかかわらず、腰痛の
 発症率および活動障害は減少していない。
 http://1.usa.gov/S1hPOz

■重量物の運搬・前屈み・腰をひねる・振動を伴う仕事が腰痛の危険因子とは
 いえない。ストレス・遺伝・幼少期の環境などの心理社会的因子も評価しな
 ければ肉体労働と腰痛の因果関係は解明できない。
 http://1.usa.gov/VbSili http://1.usa.gov/WKS6G0

ということなので、マスメディイアは思い込みや先入観等のバイアスを捨て、
腰痛に関する報道をすべきでしょう。
「真実を伝える」ではなく、「事実を伝える」に転換すべき。

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当院の取り組み:目指すところ

知っている人には危機意識があるけれど、知らない人は知らないので
危機意識がまったくない、という事が幾つかありますが、2018年の今
直面しているのは、2025年問題かなと。
それも「すでに起こった未来」として捉えるべき問題として。
人口動態統計を読む限り、この問題は「すでに起こった未来」でしょう。

私たち一人ひとりの努力で、この問題はなんとしても乗り越えなければ
なりません。
一人ひとりの努力=社会全体での取り組み ということに外なりませんが、
まずは平均寿命と健康寿命との差が、世界に類を見ないほどに
開いているところをなんとかしたい。それも平均寿命を下げること無しに、です。
これには当然ながら健康寿命を押し上げる、引き上げることが求められる
わけですが、ではどうやったらそれが可能なのか?

まずは健康に関わる情報の真偽を見極める「目」や「耳」を持つこと。
ウソに踊らされず、脅しに屈しない情報選別能力を持つこと。
事実を事実と認識し、その事実から答えを導き出すこと。
それがヘルスリテラシーです。

自治体、地域組織等が取り組んでいる「体力作り」や「健康維持・増進」の
ベースにはこれらが必要となると思います。
みんなでヘルスリテラシー、今から始めませんか?

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まずは「見分ける」

日本語の「修飾語」っていうのは、どこに「置く」かで
捉え方が違ったり、修飾語の前後に句読点を付けるか
付けないかで修飾の対象となる語句が変わったりするよね。

なので、紛らわしいところに「唯一の」とか「専門」とか
そういう言葉を使っているところは、まずアヤシいんじゃないかと
考えても良いかもね。

それとね。
自分で自分を持ち上げるような、そういう文言ね。
「実力をお試しください」とか。
その道の一流の人って、そういうことを言わないよね。
まあ、そういうことなんじゃないかな。

※自分で自分のハードル上げると、自分がツラくならないかな。

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私たちとヘルスリテラシー、始めてみませんか?

徒(いたずら)に患者さんを脅し、不安に陥れるような
整体店=無免許者 による営業行為に右往左往させられている
方々がいます。

※こういう営業行為を後押ししているのが、テ〇ビ番組等様々なメディアでしょうけど。
 →メディア関係者の方々は、よくよく調べて考えたほうが良いよ。

栄養不良ではない方々にサプリメント購入や、根拠もなく
靴・サンダル等
の履物の類、寝具を勧めたり(「そそのかす」とも言う)、
そのイスはダメだから、このイスを買って…」とか、
疾患概念が理解できてないないのに「これは大変だ!」と患者さんを
不安にさせたりね。

あるいは「外国留学の経験がある」と喧伝(宣伝ではなく喧伝)するにもかかわらず、
その国の診療ガイドラインには一切触れない、その国の薬品・健康食品・医療器具・
健康器具等の規制も考えない。
ご存じないのなら致し方ない…と言いたいところですが、知らないのなら
プロとして勉強不足でしょうし、知っていて触れないどころか、留学先では規制に
抵触するかも知れないものを売りつけるようなら、これは拝金主義、カネ儲け第一だと
言わざるを得ません。

ちょっと面相が良くて、街頭トークショーなんかのイベントに
出ていたり…なんていう方が、そういうことをしているのかも…


なので、消費者庁が注意を呼び掛けるだけでなく、こうした無免許整体店に
対する(米国のFTCのような機関による)規制が明らかに必要なのですが、
↑のこうした行為がウソや大袈裟な吹聴(この例のようなら、それは
詐欺行為に近いでしょう)にまみれていることを
見抜く能力を身につけることも必要だと思います。
そういうことを見抜く能力をヘルスリテラシーと言います。

誰に必要なのか?
患者さん方に、です。

買わされたモノは、大概が欧米諸国のRTCや大規模調査では
無効と評価されているものか、効果に対する根拠が実証されていない
モノでしょう。

※でも、それらで「良くなった」とおっしゃる方がいるのは確かでしょうが、
 それは「高いモノを自分の意志で自分のために買う」ということを許されなかった人が、
 彼の下で「高いモノを自分の意志で自分のために買う」という欲求が満たされたことで「良くなった」の
 かも知れません。


当院では、患者さん方へのヘルスリテラシーの推進、拡大を行っています。
過剰診療抑制のための患者自己負担額の増額は必要かも知れませんが、
ヘルスリテラシーの推進、拡大、定着が進めば、こうした行政施策がなくとも
過剰診療抑制どころか、長岡市民、新潟県民、はては日本国民の
健康維持・向上に役立つ、その結果として過剰診療の抑制、医療費の
抑制に繋がると考えています。

「恐怖は常に無知から始まる」
-Ralph Waldo Emerson-

「私たちは無知によって道に迷うことはない。
自分が知っていると信じることによって迷うのだ。」
-Jean-Jacques Rousseau-

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装着型ロボットの導入でどう変化するか?

コンピュータ、スマホ等の普及につれ、人は自らの手で文字を
書くことが減少し、他人とのコミュニケーションは声や言葉で
直接とられることも減少し、人口知能の応用が進み人が
自ら考え判断することすらも減りつつあります。

故スティーヴン・ホーキング博士は、人口知能の開発は、
ほどほどにしておいたほうが良いと発言されたそうですが、
これでは人の能力は衰える一方…かも知れないと考えていたところに、
昨夜の公共放送のニュースで報じられた、某ハウスメーカーの
工場での装着型ロボット導入の話題。

アレを装着する時に腰痛を発症する人がいたら、シャレにならないわね」とは
我がニョーボの言葉ですが、まったくそういう事態も起こり得るかも知れません。

■体系的レビューとメタ分析の結果、慢性腰痛は年齢・性別・体重・
 教育レベルの影響をまったく受けておらず、肉体労働・仕事の
 満足度・病欠などの影響も弱い。
 最も重要なリスクファクターは心理学的・機能的領域と考えられる
 諸因子。(イエローフラッグ)。
 http://1.usa.gov/lr6fyx

■イエローフラッグは臨床転帰不良や慢性疼痛、活動障害をもたらす
 患者自身の心理社会的問題。
 痛みを大惨事と捉える、重病だという思い込み、過度の心配、
 抑うつ、動作恐怖、将来の不安、受動的態度、効果のない治療など。

※「思い込み」は、患者さんご自身が好き好んでそう「思い込んで」いるのではなく、
 そのように「思い込む」ように仕向けられたからだと思います。
 それを裏付けるのが米国のプライマリードクターの言葉↓。

■医療提供者は腰痛に関する患者の誤解を解くと共に、効果的な
 管理
へ導かなければならない。
 「患者は生体力学的な視点から生体力学的な異常が見つかる
 ことを期待している。何らかの形で我々が患者にそのような
 考え方を教えてきたのである。患者にも再考を迫る必要がある」
 by David Shute

※David Shute氏は米合衆国オレゴン州の開業医。

■現在の腰痛管理システムはけっして理想的なものではなく、腰痛を
 悪化させる可能性すらある
ことを示す豊富なエビデンスがある。
 http://1.usa.gov/lr6fyx

※「現在の腰痛管理システム」というのは、「現在主流となっている
 腰痛管理システム」の意。

■この50年間、生体力学に基づく人間工学的アプローチによって腰に
 かかる負担は大幅に軽減されてきたが、腰痛患者が減少したという
 証拠は1つも存在しない。それどころか腰痛患者は年々増加し続けて
 いる
。腰を守ろうとするのは逆効果。
 http://1.usa.gov/mcgEVI

※人間工学の発達は、日本も同様。腰への負担軽減傾向も同様。
 ついでに腰痛患者の増加傾向も同様ですが、日本の総人口は減少傾向。
 装着型ロボットは、現在の人間工学の最先端と言えるわけで…

メディアは取材者の印象や主観、当事者の言葉を垂れ流すだけでなく、
科学的根拠を考えた上で情報を提供すべき。
それが期待できない現状では、個々の人がメディアリテラシーを身につけるべき。


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「ぎっくり腰」を含む急性腰痛の方へ

いわゆる「ぎっくり腰」を含めて急性腰痛を発症後、「治療」なるもの
あるいは「治療」と施術者(あるいは医療者)が呼んでいるものを受けて
2週間以上経過し、当初よりは改善されているものの、やっぱり腰が痛い…
という方へ。

■27,801名を対象としたアンケート調査から、急性腰痛患者の86.2%は
 2週間以内に治癒することが判明。
 この86%という自然治癒率とプラシーボの70%を超えられない治療法は
 価値がないどころか治癒を妨げていることになる。
 http://1.usa.gov/kbxBhi

と考え、新たな行動に移るべき。

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これもヘルスリテラシー

■ヒトのカロリー制限試験は加齢性疾患への有効性を示唆

2年にわたって15%のカロリーをカットした臨床試験が加齢を遅らせ
加齢関連疾患の予防効果を示した、という米国ルイジアナ州バトンルージュに
あるペニントン生物医学研究センターからの報告。

CALERIE(エネルギー縮小摂取の長期的影響についての包括的評価)は、
非肥満者を対象としてカロリー制限の代謝影響を調べた初めての
ランダム化対照臨床試験である。第II相試験では、53名の非肥満男女(21-50才)を対象として、
34名がカロリー制限群に振り分けられて、2年以上にわたって摂取カロリーの15%を制限し、
代謝及び酸化ストレスを測定した。残りの19名は自由摂取群(対照群)とした。

カロリー制限群は、平均8.7kg減量したがこれは本研究の目的ではなかった(対照群は1.8kg増加した)。
貧血や過剰な骨損失、月経異常などの副作用は報告されなかった。
実際には、気分と健康関連QOLの改善がみられた。

重要なことは、基礎代謝量が1日80-120kcal減量から予想される以上に低下したことだという。
これは持続的な代謝的適応の結果である。この代謝的適応は、有意な甲状腺軸活性と
反応性酸素種生産の低下を伴っていた。

「我々は、既に健康で太っていない人でもカロリー制限が有益であることを発見した」と筆頭研究者の
リアン・レッドマンは語っている。

動物実験では、カロリー制限は深部体温の低下と安静時代謝量の減少を起こす。
レッドマンは、CALERIEが減量でなく加齢に対する影響を調べていることを強調しており、
速い代謝と遅い代謝について議論している。

「我々は哺乳類の研究からより小さい哺乳類はより速い代謝をもち、より短い寿命をもつことを
知っている」とレッドマンは言う。

「抗酸化メカニズムや食事因子、生物学的因子など多くの良因子が代謝に影響するが、
より遅い代謝は健康的な加齢に最も有益であり最も効率的にエネルギーを燃焼させる生き物が
最も長い寿命をもつのだ。」

「CALERIE試験は、ヒトの加齢に関する2つの著名な仮説をサポートしている。
ひとつはより遅い代謝速度が長寿につながるという仮説であり、もうひとつは、
より少ない酸化損傷が長寿につながるというものだ。」

対象者数も少なく、期間も人の寿命に比べて極めて短いが、加齢の生物学的マーカーは
改善されており、次のステップでは、より多くの加齢マーカーを検討することや、抗酸化的食品
などにカロリー制限の効果を模倣する効果があるかどうかなどを確認していく予定であるという。

http://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131(18)30130-X

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「健康寿命」はもっと伸ばせるはず!

県の調査によれば、新潟県民の健康寿命は男女ともに
全国上位(男女とも10位とか11位とか)なのだそうで、
これは大変素晴らしいことです。

これは県や市町村のご努力の成果とは思いますが、
それ以外の部分、つまり県民個々のご努力の部分も
見過ごせないと思います。
その新潟県民のみなさんのご努力を、さらに有効化すれば
健康寿命はさらに伸ばすことが可能、上昇させることが可能と
当院は考えています。

それには県民個々がヘルスリテラシーを身につけることです。

当院では、腰痛や膝関節痛、頸部痛等の治療・施術の際に
ヘルスリテラシーに関する情報提供を行っています。
こうした取り組みによって、低リスクでしかも低コストに健康増進が
可能となるはずです。

まずは、あなたの腰痛、膝関節痛、頸部痛等の運動器疼痛疾患の
治療からヘルスリテラシーを始めてみませんか?

きむら接骨院


プロフィール
新潟県長岡市のきむら接骨院です。

きむら接骨院@長岡市

Author:きむら接骨院@長岡市
新潟県長岡市の きむら接骨院 です。
腰痛をはじめとした「痛み」や
「しびれ感」でお困りなら、
きむら接骨院へどうぞ。

新しい「腰痛診療指針」の策定以前から、
同様な趣旨の独自診療指針によって
成果をあげています。

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