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「リハビリ」って何だ?

当然ではありますが、「リハビリテーション」の略語ですね。
時に「リハ」とも言いますが。
機能回復訓練を指します。
ベッドに寝て電気(低周波だろうが中周波だろうが干渉波だろうがどうでもy)を
してもらって、ウォーターマッサージベッドに寝っ転がって、というものを
指す言葉ではないことは明らかです。
脳卒中後遺症に悩む方のリハを想像して下さい。

然るに俗に言う腰痛や膝関節痛の患者さんに対するリハって、ありゃ
リハ言ってるけど、違うモンをリハって言っているだけじゃないの?
「機能回復に向けた有効な介入」なんて、そこにはないんじゃない?

もう何度も言っていることだけど、そろそろみんなで、それこそ
患者さんは言うに及ばず、ご家族、医療従事者みーんなで
考えて本気でやんなきゃいけない時期に来ていると思うよ。

きむら接骨院
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テーマ : 整形外科の病気
ジャンル : 心と身体

「もっともげに聞こえる(見える)事」には要注意

健康や医療をテーマにしたテレビ番組等で、「この現象には
こういう仕組みが働いていると考えられています!」という言葉を
聞くことが多いんだけど、これは言い換えると、「この現象には
こういう仕組みが働いていると誰かが考えてそう言っています!」と
いうことであって、その「誰か」というのは多くの場合はいわゆる
専門家と言われる人たちだろうけど、その「仕組み」が働いていると
いうことを誰も確認していないということだね。

昨夜の公共放送の内容で言えば、根拠に妥当性があるのはヨガね。
でも、ヨガ固有のメリットではなさそう。
それに、欧米の腰痛診療ガイドラインの内容を理解(憶えるではなく)できて
いる方には、番組で紹介されていた超高齢ヨガ講師の方に、イエローフラッグ因子の
真逆のこと(つまり疼痛疾患予防のポジティヴ要素)がおありになることに気づくはず。

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テーマ : 健康で元気に暮らすために
ジャンル : 心と身体

客観的に見ると見えてくる

逆に言えば、見えてこないのは客観的に見ることが
できていない、ということに外ならないわけですが。

・腰痛の生涯発症率は、国・地域によって大きく異なる。
 →全般に、いわゆる「先進国」の腰痛生涯発症率が高い傾向にある。
  日本は80%を超える。非常に高い部類。

・腰痛は、適切な対応をすれば慢性化回避可能な疾患。
(逆に言えば「早期回復可能」ということ)
→AHCPR(米合衆国医療健康政策局)調査結果。
 これは、さらに言うなら、急性期の不適切な対応によって慢性化する
 ということ。

腰痛の生涯発症率が高い→予防法がダメ
慢性化率が高い→急性期の対応がダメ。しかも慢性痛の対応もダメ。

なるほど、GBD2010(世界疾病負担研究)で、「日本の最大の脅威は
腰痛」なんぞと言われるわけだ。

まー、日本人である私たちにとって、腰痛とはそういうものであると
考えたほうが良さそうな状況ですが、これを脱する方法はあります。
新たに行われた調査や研究で、これを覆すものが出てくれば
話は別ですが。
また、この方法は、意外にローコストでしかもローリスク。
ヨーロッパやオセアニア地域では、腰痛再発率の低下、
腰痛患者減少に成功している国があります。
そういう国々では、腰痛患者さんにどんな対応をしているか、
知りたくありませんか?

これは誰に呼び掛けているのか?と言えば、他ならない腰痛患者さんや、
患者さんのご家族に呼び掛けているのです。
もうちょっと視野を拡げて考えてみませんか?
それをやってみる意義は、大いにあると思います。
そして、それをやってみる時期は、今の他にないはずです。

それでも、これまでやってきた「治療」を続けますか?
(慢性化したのに?続けることに、一体どんな意味が?)

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テーマ : 整形外科の病気
ジャンル : 心と身体

これは医薬品に限ったことではないし、制度の不備・欠陥にも問題が

「ヘルスリテラシーが低い国が、医療先進国であるはずがない」と
私は考えているわけですが、医療大国ではあるのかも知れません。

■医薬品産業振興「保険制度に偏重」‐厚労省・鈴木事務次官が初会見
2018年9月10日 (月)配信薬事日報

 厚生労働省の鈴木俊彦事務次官は6日、就任後初めて専門紙と共同会見し、医薬品産業の振興について、「これまでは保険制度にもたれかかりすぎていた」と指摘。「保険の原理と産業振興は軸が違う」としつつ、「非常に大事な産業でしっかり振興していかなければいけないが、もう少し税制や補助金に軸足を向けて考える戦略もあっていい。保険一辺倒でなく総合的にどうパフォーマンスを高めていくか」との見解を披露し、「そういうことを視野に入れた医薬品産業のビジョンをぜひ作っていただきたい」と述べた。

 鈴木次官は、医薬品産業の振興について「非常に大事な問題」としつつ、「これまでは保険制度にもたれかかりすぎていた」との認識を示した。最近では抗癌剤「オプジーボ」の緊急薬価改定をはじめ、高額薬剤の対応として相次ぐ薬価引き下げが行われたが、「たまたま直近2年間でそういう施策が選択されたということ。ずっと引き下げ続ける心配はないことは明確に申し上げていい」と約束した。

 ただ、「今までと同じような組み立てで医薬品産業の振興を考えていいかというと、そうではない」と述べ、「国民は医薬品産業のために保険料を負担しているわけではなく、保険の原理と医薬品産業の振興は軸が違う」と指摘。「もう少し税制や補助金に軸足を向けて考える戦略もあっていいのではないか」との見解を示した。

 その上で、「医薬品は日本の産業の中で非常に重要な産業であり、しっかり振興していかなければならない」と強調。「保険一辺倒ではなく、税制や補助金と組み合わせて総合的にどうパフォーマンスを高めていくか」と方向性を提示。「そういうことを視野に入れたこれからの医薬品産業のビジョンをぜひ作っていただきたい」と製薬業界にも要望した。

 また、2040年に向けた社会保障のあり方を展望し、改めて「25年の次の国民と共有できる社会保障の絵柄をどう作るか、しっかり議論していかなければならない」と強調。「今までは給付と負担が大きな主要課題だったが、人口減少で医療・介護の担い手が少なくなる中、医療・介護は人手不足でサービスとして成り立つのか財源以前の問題が浮上してくる」と問題意識を示し、「そこを考えて健康寿命の延伸と生産性向上という新しい柱を組み入れ、国民に安心していただけるような社会保障の絵柄を描けるかどうかが目の前の課題だと思っている」と決意を新たにした。


パーキンソン病の治療にi-ps細胞…これを保険適用しようと言う前に、
パーキンソン病とパーキンソン症候群(パーキンソニズム)の違いを
示すべき。

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寒暖差アレルギーや寒冷アレルギー。それらは本当に「アレルギー」か?

私が言わんとするところは、これだけで十分に伝わると
思います。
そうやって「医療の対象化」をすることに、どれほどの意味があるのかと。

医科ではそういうことに健康保険の適用ができて、「原因不明の腰痛」で
柔道整復施術では健康保険の適用が受けられないのはスジが通らない話。


1980年代米国の腰痛研究分野のトップランナーだったアルフレッド・ナケムソン氏は、
1990年代の半ばに、同分野の研究者や医師たちにこう呼びかけました。

「目を覚ませ」と。
日本人もそろそろ目を覚ましても良い頃合いだと思うんだがね。

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日本の腰痛診療の決定的な誤り

様々な腰痛に関する様々なエビデンスをご紹介しておりますが、
今日も米合衆国医療健康政策局(略称:AHCPR)によるもの。

■【患者への情報】1:速やかに回復する、効果的な改善策、無理の
 ない生活様式、再発の予防法、レッドフラッグがなければ画像検査は
 不要
症状が長引く場合の検査法と治療法の有効性と危険性など、
 患者に正確な情報を与える。
 (確証度B)。
 http://1.usa.gov/uhlYSO

簡潔に言うなら、これが日本の腰痛診療の決定的な誤りを端的に指摘していると
思います。
尚、AHCPRの評価では「確証度Aはない」ので、現状では確証度Bが最高ということに
なります。

じゃぁ「レッドフラッグって何だ?」ってことになるわけです。
そういう事を考慮した治療を受けたいとお考えの方は、
当院へどうぞ。(要予約)

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しつこくヘルスリテラシー、メディアリテラシー

「やせ薬」なんてものは、ロクなモノがないと考えて間違いないと
患者さん方にはお伝えしているのですが、まー例えば
「炭が宿便を…」とか「炭を摂取すると代謝が…」とかいうヤツね。
まず宿便自体がどうなのかっていうね。
大腸の内視鏡検査を経験した人ならわかるよね?
じゃぁ小腸(=空腸、回腸)ではどうか?っていう話しに
なるわけですよ。ここらあたりは確かに絨毛ヒダってのは
あるけれど、粘膜の機能は…ってことを知っていれば、
さて宿便なるものは?ってことになるわけね。

次に、「炭から発生する遠赤外線が…」っていうけど、
アレは加熱して燃焼温度に達して(赤く焼けて)初めて遠赤外線が
発生するモンなんじゃないの?違う?

そういうモノに限って「大手製薬会社と有名な医師の〇〇氏と有名芸能人が
共同開発」とか言ってんでしょ?
そうやって、大したモノじゃないモノに「権威付け」ってのをしているわけだ。

そろそろ消費者をバカにするのはどうかと思うよ?って
何年も前から言っているけど、消費者側もいつまでも
バカにされてちゃいかんと思うね。

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繰り返しになりますが

日本人のヘルスリテラシーが低いのは事実。
疑いようのない事実です。
それをメディアが助長してしまう。
これも事実。
昨日の公共放送地上波の、ほんの短時間の番組ではありましたが、
アレがヘルスリテラシーの低さを象徴的に表していると思います。

いっぺん、みんなで本気で考えてみましょうよ。
そういうことを。

そのうち、チコちゃんに叱られるよ。w

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牽引機

腰痛に牽引 と言えば「治療の定番」とお考えに
なる方がいらしゃるかも知れませんが、RCT等の
結果
をご存じ?
いまだに「最新型牽引機を導入!」っていう医療機関は、
何を期待してコレを導入したのか・・・という謎。

「オレにはアレは効いた。」って思ったそこのアナタ。
あんまり無粋なことは言わないようにするけど、
でも「じゃぁなんでオレには効いたんだろう?」くらいの事は
考えたほうが良いと思うよ。

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これで腰痛患者さんが減少しないようでは

人口100万人あたりのCT、MRIの保有台数は、日本が
ダントツで世界1位。
なのに腰痛の患者さんは、一向に減少する気配を見せないどころか
増加傾向。
世界的大規模調査では、「日本の脅威は腰痛」と有難いご指摘を
受ける。
これを医療分野、医学分野の方々は、どう考えておいでなのでしょう。

私は、補完代替医療と呼ばれる分野の者でしかありませんが、
これは些少とはいえ腰痛診療に関わりを持つ私からすれば
恥ずb(以下自粛)
と思います。
たった一人の患者さんの、症状はあっても一つか二つ。
1ヶ月のうちに、病院を3軒代えて、そのいずれでもX-PとMRIの
検査を受け、ベテラン専門医3人が出した診断が、それぞれで
異なるって、どういうこと?って思いませんか?


米合衆国医療健康政策局(略称AHCPR)が1994年?に示した見解。

腰痛による活動障害のある患者の大部分は臨床転帰を改善
させる有効な診断と治療を受けていないという科学的根拠が
増加中。
  http://1.usa.gov/skKUsb
  http://1.usa.gov/ta2GAI http://1.usa.gov/sWhMm0


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台風=大きな低気圧 が接近しているわけですが

そんなことを微塵も感じさせない静かな朝の新潟県長岡市きむら地方ですが。
天候の急変があるかも知れませんので、今日来院をご予定されている方々は、
くれぐれも気象情報に注意し、安全確保を最優先なさって下さい。

さて、「低気圧の接近やら、気圧や天候の変化やらで疼痛強度が変化する…」
などと言うと、「あぁ、やっぱりな」と考える人は少なくないと思います。
疼痛強度の変化と天候や気圧の変化の関連性に関する研究は、
世界でいくつかあって、「両者の間に関連性を認める」としている研究も
いくつかあるようですが、それらが日本とほか1~2か国に集中していて、
その他(主に欧米、極東アジアを除くオセアニア地域)は「関連性を認めない」という
結果となっていることをご存じでしょうか?

「こういうことに関しては、もっともげに聞こえることほど『マユツバ』」ってのが
私の口癖みたいになっているんだけど、でも「事実」は「事実」と認識しなきゃね。

これは↑の裏付けにも理論的根拠にもなりゃしないことだけど、
もし気圧の変化(特に低下)で痛みが強くなるのなら、登山人口は減る一方だろうし、
寒いのが良くないのなら、イヌイットの方々の腰痛生涯発症率は、もっと高いはずだし、
そもそもアラスカ北極圏周辺を定住域にしていただろうか?ということも
考えてみましょう。

きむら接骨院
プロフィール
新潟県長岡市のきむら接骨院です。

きむら接骨院@長岡市

Author:きむら接骨院@長岡市
新潟県長岡市の きむら接骨院 です。
腰痛をはじめとした「痛み」や
「しびれ感」でお困りなら、
きむら接骨院へどうぞ。

新しい「腰痛診療指針」の策定以前から、
同様な趣旨の独自診療指針によって
成果をあげています。

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